2024年最新!サイズ?価格?メーカー?失敗しないシステムキッチンの選び方

豆知識

2024.09.06

目次

・そもそもシステムキッチンとは?
・システムキッチンを選ぶための基礎知識
・システムキッチン選びのポイント
・間口からシステムキッチンを選ぶ
・タイプ(型)からシステムキッチンを選ぶ
・メーカーや価格からシステムキッチンを選ぶ
・システムキッチンは住宅の主役!

そもそもシステムキッチンとは?

最近では、「システムキッチン」という言葉を耳にすることがとても多いと思います。

システムキッチンとは、シンクやコンロ、収納設備、作業台などが、つなぎ目のない一枚のワークトップで全て一体化したキッチンのことを指します。

システムキッチンはその他のキッチンと比べて、天板につなぎ目がなかったり、間口(横幅)が広く作業スペースを確保しやすいといった特徴があります。また、システムキッチンのコンロは埋込み型の「ビルトインコンロ」が採用されることが多いです。

システムキッチンを選ぶための基礎知識

はじめに、公開しないシステムキッチンの選び方について、必要な要素を解説します。

システムキッチンはどんなパーツで構成されている?

システムキッチンは、キッチンだけではなく、キャビネットやレンジフードまでを含めた総称のことを指します。

システムキッチンを構成するパーツは、以下の通りです。

○キッチンの天板(ワークトップ)
○コンロ
○キッチンパネル
○シンク
○水栓
○レンジフード
○ウォールキャビネット(吊戸棚)
○キャビネット(キッチン下の収納)

使いやすいキッチンの高さはどのくらい?

使いやすいキッチンのワークトップ(床から天板までの高さ)の高さは、「身長÷2+5cm」と言われています。

この計算式に則って計算した場合、

○身長150cm:推奨ワークトップ高さ80cm
○身長160cm:推奨ワークトップ高さ85cm
○身長170cm:推奨ワークトップ高さ90cm
○身長180cm:推奨ワークトップ高さ95cm

となります。

使いやすいウォールキャビネット(吊戸棚)の高さは?

使いやすいウォールキャビネット(吊戸棚)の高さは、「床から145cmほど」離れた位置と言われています。この理由は、収納棚が自然と目に入り、なおかつすぐに手が届く範囲だと考えられているからです。

ただし、キッチンに立つ人の身長によってウォールキャビネットの最適な高さは異なりますので、ショールームなどで実物を見て判断するのが良いでしょう。

システムキッチン選びのポイント

具体的なシステムキッチンの選び方をご紹介する前に、システムキッチン選びの際に重要視すべきポイントについて見ていきましょう。

10年後、20年後の暮らしをイメージしてキッチンを選ぶ

たとえば、現在夫婦2人暮らしだったとしても、将来的にお子さまが産まれる可能性もあると思います。そういった10年、20年後にご家族が増えたり家族構成が変わったときを考えることで、「対面型キッチンにしよう」や「L型キッチンにしよう」といった選択をすることができます。

優先順位をしっかり決めてキッチンを選ぶ

特に新築を建てる際にシステムキッチンを選ぶ場合は、「どんな暮らしを実現したいか」によって、選ぶシステムキッチンが変わってくると思います。たとえば、メーカーなのか、デザインなのか、収納のしやすさなのか、お手入れのしやすさなのか、といった具合です。

ご自身やご家族が実現したい暮らしをイメージすることで、自ずと選ぶべきシステムキッチンは決まってくると思います。

各メーカーのシステムキッチンについて詳しく調べる

各メーカーのシステムキッチンについて詳しく調べて、それぞれの特色を知ることも、システムキッチン選びでは重要なポイントです。

最近では各メーカーからカタログを取り寄せたり、WEBからもカタログを閲覧できるので、家族のライフスタイルや好みと照らし合わせながら選んでいくと良いでしょう。

システムキッチンを実際に触って体験してみる

最近では、各メーカーのショールームを訪れることで、実際にシステムキッチンを触って体験することができます。

カタログなどから購入したいシステムキッチンが見つかったら、最終段階として実際に触って体験してみることをオススメします。

間口からシステムキッチンを選ぶ

ここからは、間口の広さでキッチンを選ぶ際のポイントをご紹介します。

間口とは?

間口とは、キッチンの幅のことを指します。
L字型のキッチンの場合は、「シンクが設置されている側」の寸法を間口といいます。

調理スタイルにあわせて間口の広さを選ぶ

間口を選ぶ際のポイントは、調理スタイルです。

間口を広く取れば、調理器具や材料などを調理スペースに余裕をもって置くことができますので、本格的に料理を作る人に向いています。しかし、間口を広くするとコンロやシンクから冷蔵庫までの距離が遠くなってしまうので、理想のワークトライアングルを構成しにくくなるというデメリットもあります。

システムキッチンの間口の広さは、ご自身の調理スタイルに合わせて選ぶのが良いでしょう。

タイプ(型)からシステムキッチンを選ぶ

続いて、キッチンのタイプ(型)からシステムキッチンを選ぶポイントについてご紹介していきます。

I型キッチン

I型キッチンとは、別名「壁付キッチン」とも呼ばれ、壁側に向かってコンロ・シンクといったシステムキッチンが設置されているタイプのことを指します。

キッチンの幅は160cm~300cm程度まで調整することができ、戸建てやマンション問わずベーシックなシステムキッチンとなっています。また、他のタイプよりも価格が安いので、予算を抑えたい方にオススメのキッチンです。

L型キッチン

L型キッチンは、L字型に曲がっているキッチンのことを指します。L型はI型に比べてワークトップが広く、収納数も多くなります。そのため、I型よりも価格は高くなりますが、2人で調理する場合や調理器具が多いご家庭にオススメです。

対面型キッチン

対面型キッチンは、ダイニング・リビングと対面する形でキッチンを配置するタイプです。また、裏の壁側は収納スペースにすることができるので、調理時などに重宝します。

また、対面型のメリットとして、子どもの様子を常に見ながら調理を行えたり、カウンターを取り付けて料理を運びやすくしたりすることができます。

メーカーや価格からシステムキッチンを選ぶ

システムキッチンのメーカーには、

○クリナップ
○リクシル
○パナソニック
○タカラスタンダード
○TOTO
○トクラス
○サンワカンパニー
○クチーナ
○ハウステック
○ニトリ

などがあります。

このなかから、価格・デザイン別にオススメのメーカーをご紹介していきます。

価格を抑えたいときにオススメのメーカー

予算が限られている場合などで、価格を抑えてシステムキッチンを選びたい場合は、以下のメーカーがオススメです。

○サンワカンパニー:参考価格13~55万円程度
○ニトリ:参考価格21~38万円程度

※参考価格は目安です。タイプやプラン、オプション等によって価格は異なります。

デザインで選ぶときにオススメのメーカー

デザイン性を重視してシステムキッチンを選びたい場合は、以下のメーカーがオススメです。

○トクラス:キッチンの材料である人造大理石の品質および加工技術が優れている
○ウッドワン:キッチンに天然の無垢材を使用
○クチーナ:高級かつシンプルなデザイン、カスタムの自由度が高い

システムキッチンは住宅の主役!

この記事では、新築住宅に欠かせないシステムキッチンの選び方についてご紹介してきました。

システムキッチンはリビングやダイニングと繋がっているため、家庭の中心や主役といった認識を持つ人も多いと思います。特に、料理をつくる人にとっては、できるだけ使いやすいシステムキッチンのほうが、日々のストレスも軽減することができます。

また、実際にショールームやモデルハウスの見学などをして、ご自分の目でシステムキッチンを見てみることも、システムキッチン選びの助けになるでしょう。

熊本県でモデルハウスやシステムキッチンを見学したい方は、熊本県の住宅会社「As・Rising」までお問い合わせください。

最後に、As・Risingの「建ててよかった」と心から思える家づくりについて、参考になる記事をご紹介していきます。

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