造作?既製品?新築住宅にピッタリな洗面化粧台の選び方

豆知識

2023.10.04

目次

・洗面台化粧台の種類
・既製洗面台のメリット
・既製洗面台のデメリット
・造作洗面台のメリット
・造作洗面台のデメリット
・洗面化粧台の選び方
・あなたの新築にピッタリの洗面台を選びましょう

洗面台化粧台の種類

顔を洗ったり手を洗ったりするのに欠かせない「洗面化粧台」には、「既製洗面台」と「造作洗面台」の2種類があります。

既製洗面台

既製洗面台は、その名の通り「既製品」の洗面化粧台のことを指します。既製洗面台は、メーカーがあらかじめサイズや材質、形状などをすべて決めて販売しています。

そのため、購入する前からメーカーのWEBサイトやカタログなどを見ることで、形状やサイズなどを確認することができます。

造作洗面台

一方、造作洗面台は、オーダーメイドで発注する完全オリジナルの洗面化粧台のことを指します。完全オリジナルなため、サイズや材質、洗面ボウルやカウンターの位置や形状まで、独自の設計で作成することが可能です。

「ホテルにあるようなオシャレな洗面化粧台が欲しい!」という方は、この造作洗面台がオススメです。

既製洗面台のメリット

ここからは、既製洗面台のメリットについて見ていきましょう。

掃除やお手入れがしやすい

既製洗面台は、メーカー側に形状やサイズなどを決められていますが、造作洗面台に比べると掃除やお手入れがしやすいものが多いです。

たとえば、洗面ボウルとカウンターが同じ素材で作られていることが多いため、浴室用中性洗剤を含ませたスポンジ等で、一度にお手入れを行うことができます。

また、メーカー公式HP等にもお手入れの仕方が書かれているので、掃除の仕方を簡単に調べることもできます。

造作洗面台に比べて価格が安い

既製洗面台は、オーダーメイドの造作洗面台に比べると、価格が安いこともメリットに挙げられます。

造作洗面台の費用相場が20~30万円程度なのに対し、既製洗面台は5万円程度から購入することが可能です。ただし、既製洗面台のなかにも、数十万する高額商品も存在します。

収納量が豊富で使い勝手が良い

既製洗面台は、歯ブラシや化粧水など、洗面化粧台でよく使用する物を収納しておけるスペースが豊富に確保されています。

一方、造作洗面台はデザインにこだわる場合が多いので、既製洗面台に比べて収納量が少なく、使い勝手が悪くなってしまうケースもあります。

「洗面化粧台」としての機能を最大限活用したいのであれば、既製洗面台のほうが使い勝手は良いかもしれません。

規格サイズが決まっているので設置しやすい

既製洗面台の基本的なサイズは、600mm、750mm、900mmの3種類です。そのため、洗面所の広さにあわせて、あらかじめ最適な洗面化粧台のサイズを選んでおくことができます。

既製洗面台のデメリット

ここからは、既製洗面台のデメリットについて見ていきましょう。

こだわったデザインにはできない

まず既製洗面台のデメリットとして、造作洗面台のようにこだわったデザインにするのは難しい点が挙げられます。

メーカーが設計した洗面化粧台の中から選ぶことになるので、どうしても似たりよったりのデザインにはなってしまいます。「唯一無二のデザインの洗面化粧台がいい!」という方は、造作洗面台を選ぶと良いでしょう。

間取りが特殊な場合は設置が難しい場合も

先程もお話した通り、既製洗面台の基本的なサイズは600mm、750mm、900mmの3種類です。そのため、このサイズを設置することができない特殊な間取りの洗面所の場合は、既製洗面台の設置が難しいケースもあります。

造作洗面台のメリット

ここからは、造作洗面台のメリットについて見ていきましょう。

自分好みの洗面台にカスタマイズできる

造作洗面台の最大のメリットは、自分好みの完全オリジナルな洗面台をつくることができる点です。たとえば、既製洗面台では実現できないような、高級感あるオシャレなデザインも、造作洗面台なら実現可能です。

「造作洗面台」で検索してみると、洗面ボウルがカウンターの上に乗っかった造作洗面台や、四角い洗面ボウルが横並びに2つ設置されている造作洗面台など、いろいろなデザインが出てきますので、参考にしてどんなデザインにするかを考えるのも楽しいと思いますよ。

注文住宅の間取りに合わせてオーダー可能

特殊な間取りの注文住宅を建てる場合などで、既製洗面台の設置が困難なケースがあります。そういう場合であっても、造作洗面台なら注文住宅の間取りに合わせてオーダーメイドが可能です。

造作洗面台のデメリット

続けて、造作洗面台のデメリットについても触れていきましょう。

既製洗面台に比べると価格が高い

既製洗面台の部分でも触れましたが、造作洗面台のほうが既製洗面台よりも高額になる傾向にあります。

造作洗面台の費用相場は20~30万円程度ですが、素材やデザイン、形状などをこだわることで、それ以上かかる場合もあります。新築で予算を抑えたい場合は、造作洗面台よりも既製洗面台のほうが良いかもしれません。

オシャレだが収納が少なく使い勝手が悪いことも

造作洗面台はオシャレなデザインに仕上げることができますが、スタイリッシュなデザインにこだわると、どうしても収納が少なくなりがちです。

そのため、新築住宅に造作洗面台を設置する場合は、「収納をどうやって確保するか」についてあらかじめ検討しておくことをオススメします。

事前に仕上がりイメージが想像しにくい

既製洗面台はカタログやWEBサイト等で実物を確認できるので、購入前であってもイメージをつかみやすくなっています。一方、造作洗面台は自分で洗面化粧台を設計はできますが、実際に出来上がってみないと洗面所にマッチするかどうか分からないケースもあります。

そのため、造作洗面台をつくる場合は、単純にデザインだけでなく、「洗面室で何がしたいのか?」を突き詰めて設計を行っていることが重要です。

メーカー保証の対象外の場合も

複数のメーカーの部品を集めてつくる造作洗面台は、メーカー保証の対象外となるケースがほとんどです。そのため、造作洗面台を選ぶ場合は、メーカー保証を受けられないことを前提に検討したほうが良いでしょう。

洗面化粧台の選び方

ここからは、造作の洗面化粧台と既製品の洗面化粧台の違いを把握した上で、洗面化粧台の選び方についてご説明していきます。

水栓の洗いやすさで洗面化粧台を選ぶ

洗面化粧台を設置する際に重要となるのが、「水栓の洗いやすさ」です。水栓は洗面化粧台のなかでも汚れやすい部分で、特に根元や見えにくい裏側などに汚れが溜まりやすいです。

水栓が洗いやすい洗面化粧台を選ぶことで、日々のお手入れが簡単になります。

汚れにくく洗いやすいオススメの水栓としては、

○根元に水滴が溜まりにくく汚れにくい「壁付水栓」
○水が自動で出るため水栓に触らなくて済む「スマート水栓」

などが挙げられます。

洗面ボウルの大きさで洗面化粧台を選ぶ

顔を洗ったりする洗面化粧台の「洗面ボウル」ですが、ご家庭によっては洗面ボウルのなかでセーターなどを手洗いしたり、髪の毛を洗ったりすることもあると思います。

そんなとき、従来の小さい洗面ボウルでは洗いにくいので、大きめの洗面ボウルを備え付けた洗面化粧台がオススメです。

大きめの洗面ボウルで特にオススメなのは、

○「大容量・深型タイプ」の洗面ボウル
○「底面フラットタイプ」の洗面ボウル

などが挙げられます。

収納のしやすさで洗面化粧台を選ぶ

収納キャビネットの収納のしやすさも、洗面化粧台を選ぶ上で大切なポイントです。

収納がしやすい洗面化粧台のキャビネットとしては、

○収納量が多い「本体キャビネット」
○歯ブラシや化粧品を多く収納できる「ミラーキャビネット」
○ご家庭の収納量に合わせて収納力を追加できる「オプション収納キャビネット」

などが挙げられます。

あなたの新築にピッタリの洗面台を選びましょう

この記事では、新築住宅に設置する洗面化粧台の選び方として、既製洗面台と造作洗面台の特徴やメリット・デメリットについてご紹介してきました。

既製洗面台と造作洗面台は、価格面やデザイン性などで大きな違いがあります。それぞれのメリット・デメリットを理解した上で、新築住宅にどちらの洗面化粧台を設置するのが良いか、家族で検討してみることが大切だと思います。

洗面化粧台選びでお悩みの方や、熊本県で注文住宅を建てたい方は、「As・Rising」までお気軽にご相談ください!

最後に、As・Risingの「建ててよかった」と心から思える家づくりについて、参考になる記事をご紹介していきます。

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