目次
・ハウスメーカーを選ぶ前に住宅の条件を決めておく
・ハウスメーカーの種類
・良質なハウスメーカーを選ぶ5つのポイント
・ハウスメーカー選びで失敗しないためのコツ
・大切なのは住宅会社との相性や縁
ハウスメーカーを選ぶ前に住宅の条件を決めておく

ハウスメーカーを選ぶ前に、「どんな家を建てたいか」をある程度決めておくことが非常に大切です。「どんな家を建てたいか」という構想・条件がハウスメーカーを選ぶ基準に繋がってくるため、この構想・条件が曖昧だと、本当に自分に合ったハウスメーカーを選ぶことができません。
ハウスメーカーを選ぶ前に、以下の項目はできるだけ決めておいたほうがいいでしょう。
○木造住宅か、鉄骨造住宅か、鉄筋コンクリート住宅か?
○どんなデザインの家をイメージしているか?
○家を建てる予算はいくらか?
ハウスメーカーの種類

家を作る際に依頼するハウスメーカーには、一般的な住宅会社やパワービルダー、工務店、設計事務所などが存在します
ここからは、それぞれのハウスメーカーの特徴やメリット、注意点などについて解説していきます。
ハウスメーカー(住宅会社)
大手ハウスメーカーは自社で設計・資材手配・施工管理を一貫して行い、全国規模で同一の品質基準を維持しています。あらかじめ用意されたプランから選ぶため、設計の自由度はやや低いものの、施工フローがマニュアル化されているため工期が短く、効率的に家が完成します。
また、点検や保証サービスが標準化されており、完成後のアフターメンテナンス体制が整っているのも大きなメリットです。
なお、「As・Rising(エーエス・ライジング)」が考える住宅メーカー選びの秘訣については、以下の記事をご覧ください。
パワービルダー
パワービルダーは、床面積約30坪程度の戸建てを2,000~2,800万円程度で大量分譲するビジネスモデルを指す和製英語です。「全国的に標準的な建て主像」を想定し、土地の形状や設備仕様を画一化することでコストダウンを実現しています。
また、分譲前提のため購入前に実際の建物を確認でき、価格が抑えられる反面、カスタマイズはほとんどできない点に注意が必要です。
工務店
工務店は地域に根ざした小規模事業者が多く、設計から施工までを柔軟に対応できるため、間取りや仕様を自由に選べるのが最大の魅力です。ただし、ハウスメーカーと違いサービス品質やアフターメンテナンスには会社ごとの差が大きく、見極めが求められます。
また、ゼロから設計資材を調達・加工するケースが多いため、ハウスメーカーより工期が長くなりがちです。
設計事務所
設計事務所は建築家や一級建築士などが在籍し、施主の要望や敷地条件に合わせてゼロから独創的なプランを提案します。施工そのものは工務店に委託するため、施工品質は依頼先工務店に依存しますが、設計監理を通じて細部までこだわった家づくりが可能です。
また、機能性やデザイン性を重視し、唯一無二の住まいを実現したい場合に最適ですが、設計料や監理料が別途かかる点に留意が必要です。
良質なハウスメーカーを選ぶ5つのポイント

ここからは、いよいよ良質なハウスメーカーを選ぶ5つのポイントについて解説していきます。
①求める工法(木造など)に合っているか
まずはじめに、自分が建てたい家と、ハウスメーカー(住宅会社)が得意な構造・工法がマッチしているかどうか、という点です。
工法には「木造住宅」、「鉄骨造住宅」、「鉄筋コンクリート住宅」の3種類がありますが、ハウスメーカーによって得意な構造・工法や専門としている構造・工法が異なっています。
そのため、自分が建てたい構造・工法が決まっている人は、ウェブサイトや過去の建築実績を確認して、その工法を得意としているハウスメーカーに依頼するべきでしょう。
②求めるデザインに合っているか
続いて、自分が建てたいと思っている家のデザインや間取りが決まっている場合、「注文住宅」を取り扱っているハウスメーカー(住宅会社)に建築を依頼する必要があります。
住宅には「注文住宅」と「規格住宅」の2種類があり、「注文住宅」がお客様の注文を元に家のデザインや間取りを設計するのに対し、「規格住宅」はハウスメーカーが既に用意しているデザインや間取りで家を建てることを指します。
また、「注文住宅」を取り扱っているハウスメーカーでも、「西洋風の家が得意」だとか「和風の家が得意」、「モダンな家が得意」といった具合に得手不得手が分かれます。こちらも、ハウスメーカー(住宅会社)の建築実績などを見て判断するのが良いでしょう。
なお、住宅デザインの種類について詳しくは、以下の記事をご覧ください。
③予算の範囲内か(家の価格)
家を建てるうえで、予算はとても重要です。こだわって良い家にしようと注文すると、それだけ予算も多くかかってしまいます。ハウスメーカーを選ぶ際は、予定している予算内に収まるかどうかも重要なポイントになってくるでしょう。
また、家の価格について少しでも疑問があれば、ハウスメーカーに確認することも大切です。内訳までしっかりと教えてくれるハウスメーカーであれば、信頼もおけますね。
④保証やアフターフォローなどのサービスは万全か
家は「建てたら終わり」というわけではありません。2000年に施行された「住宅の品質確保の促進等に関する法律」では、家の基礎や柱などの雨漏りに関して、家を建てたハウスメーカー・工務店に対し10年間の保証を定めています。
また、ハウスメーカーによっては20~30年を「初期保証期間」として定めているメーカーもあります。依頼を検討しているハウスメーカーの保証・アフターフォロー体制についても、事前によく調べておくと良いでしょう。
⑤担当者としっかりコミュニケーションが取れるか
ハウスメーカーを選ぶうえで、担当者とのコニュニケーションがしっかりとれるかどうかは、非常に重要なポイントになります。家造りは、通常半年~1年以上かかります。その間、施主(家を建てる人)はさまざまな疑問点や不安が浮かぶと思います。
そういった疑問や不安をハウスメーカーの担当者に連絡して、すぐに返答が返ってくるかどうかという点が、「家を建てる」という一生に一度のプロジェクトを成功させる上で大切なのです。
打ち合わせの段階で「しっかりこちらの話を聞いて対応してくれているか」をチェックしておくと良いでしょう。
ハウスメーカー選びで失敗しないためのコツ

ここからは、ハウスメーカー選びで失敗しないためのコツについて解説していきます。
ネームバリューをあてにしすぎない
大手のハウスメーカー・工務店のなかには、「テレビCMで見た」あるいは「誰もが一度は聞いたことがある」といった有名店も存在しています。ご自身が家を建てようと思った場合、こうした「ネームバリュー」だけでハウスメーカーを選んでしまうのは失敗の元です。
なぜなら、「ネームバリュー」のあるハウスメーカーは広告費を多く投じており、その分を住宅の販売価格に上乗せしているので、割高になる傾向にあるためです。「ネームバリュー」だけで判断するのではなく、「自分が建てたい家」にマッチしているかどうかで選ぶことが重要です。
価格だけでは決めない
予算内に収まることは重要ですが、「安いから」という理由だけでハウスメーカーを選ぶのはやめたほうがいいでしょう。もちろん、安い住宅会社というのは、それなりの努力をして価格を抑えることに成功しています。
そのため、「安い=手抜き」だからやめておけという意味ではなく、予算内に収まっているのであれば、価格よりもその他の部分で「自分が建てたい家」にマッチしているかどうかで判断したほうが、結果的に良い家を建てることができるのではないでしょうか。
「口コミ」もある程度参考にする
ハウスメーカーを選ぶさいは、実際にそのお店で家を建てた方の口コミやレビューを参考にするのもアリです。しかし、中には虚偽の口コミ・レビューも存在するので、それのみで判断するのも危険です。
大切なのは住宅会社との相性や縁

この記事では、ハウスメーカーや住宅会社を選ぶ上でのポイントについてご紹介してきました。
しかし、最終的に言えることは、住宅会社との「相性」や「縁」を大事にしてほしいという点です。先程も少し書きましたが、家造りは半年~1年間という長期に渡ります。そして、多くの人にとっては一生に一度あるかないかという大イベントだと思います。
だからこそ、アレコレ考えたくなる気持ちはわかりますが、家造りは同じ図面、同じ仕様であれば基本的にどのハウスメーカーで建てても大差はありません。であれば、「信頼できる営業や担当者がいる」といった「人」の部分で選んでみてはいかがでしょうか。
なお、「As・Rising(エーエス・ライジング)」が考える住宅メーカー選びの秘訣については、以下の記事をご覧ください。
熊本で家を建てるなら「As・Rising」にお任せ!
熊本県の住宅会社「As・Rising(エーエス・ライジング)」では、まさにお客様との「縁」を大切に、「建てて良かった!」と思える家づくりを目指して日々励んでいます。
熊本県で「こだわりの注文住宅を建てたい」や「住みやすいお家を建てたい」と思っている方は、ぜひ「As・Rising」まで一度お問い合わせください。

最後に、As・Risingの「建ててよかった」と心から思える家づくりについて、参考になる記事をご紹介していきます。
As・Risingってどんな会社?
>>As・Risingのお仕事紹介【営業編】営業スタッフの1日に密着!|エーエス・ライジング株式会社
>>As・Risingのお仕事紹介【設計編】設計スタッフの1日に密着!|エーエス・ライジング株式会社
>>As・Risingのお仕事紹介【インテリアコーディネーター編】スタッフの1日に密着!|エーエス・ライジング株式会社
>>As・Risingのお仕事紹介【工務編】工務スタッフの1日に密着!|エーエス・ライジング株式会社
>>As・Risingのお仕事紹介【総務・経理編】総務・経理スタッフの1日に密着!|エーエス・ライジング株式会社
注文住宅の基礎知識
>>家づくりは動機が大事!家を建てる理由を目的別に解説|エーエス・ライジング株式会社
>>注文住宅と建売住宅は何が違う?メリット・デメリットを徹底比較|エーエス・ライジング株式会社
>>和風?洋風モダン?注文住宅の外観デザインの種類やポイント|エーエス・ライジング株式会社
注文住宅の費用・予算
>>家(注文住宅)を建てる費用はいくら?平均費用や諸費用の内訳|エーエス・ライジング株式会社
>>建築総予算の10%?!意外と高い外構工事の種類や価格・費用|エーエス・ライジング株式会社
>>家を建てる無理のない適正予算は?賢いライフプランの立て方|エーエス・ライジング株式会社
As・Risingの家づくり
>>平屋?2階建て?「平屋みたいな2階建て」のメリットを大公開!|エーエス・ライジング株式会社
>>メーカー選びの秘訣公開!「建てて良かった!」と思える家づくり|エーエス・ライジング株式会社
土地の選び方・探し方
>>いい土地の選び方はコレ!住宅会社が8つの裏ワザを大公開|エーエス・ライジング株式会社
>>熊本県内の畑や田んぼに家を建てたい!農地転用の手順や費用|エーエス・ライジング株式会社
>>注文住宅を諦めない!熊本県でいい土地を探す裏ワザ・コツや注意点|エーエス・ライジング株式会社
家を建てるまでの基礎知識
>>家の寿命を決める基礎工事とは?基礎工事の種類や流れを解説|エーエス・ライジング株式会社
>>家づくりの流れを大公開!【前編】ご相談~着工まで|エーエス・ライジング株式会社
>>家づくりの流れを大公開!【後編】着工~完成まで|エーエス・ライジング株式会社
住宅ローンの知識
>>する?しない?住宅ローンのボーナス返済のメリット・デメリット|エーエス・ライジング株式会社
>>変動金利と固定金利はどっちがお得?メリット・デメリットを比較|エーエス・ライジング株式会社
>>【2023年版】住宅ローンは「頭金あり」と「頭金なし」どっちがお得?|エーエス・ライジング株式会社
>>住宅ローンの「借りられる金額」と「返せる金額」の最適バランスを解説!|エーエス・ライジング株式会社
>>変動金利?固定金利?住宅ローン初心者のための基礎知識|エーエス・ライジング株式会社
住宅の性能評価基準
>>【2023年版】ZEH住宅ってなに?ゼッチの定義や種類!メリットや補助金も|エーエス・ライジング株式会社
>>耐震等級3?地震に強い家の条件や構造・性能を解説|エーエス・ライジング株式会社
>>IoTを使ったスマートホームとは?メリットやおすすめデバイス|エーエス・ライジング株式会社
>>【2023年版】ZEH?BELS?長期優良住宅?様々な性能評価基準を解説!|エーエス・ライジング株式会社
いい家を建てるコツ
>>失敗できない!新築注文住宅でベストなコンセントの配置場所と数|エーエス・ライジング株式会社
>>As・Risingで家を建てるときのよくあるご質問(FAQ)|エーエス・ライジング株式会社