この記事では、いい土地の選び方として、土地の方角や土地の形状など、8つの裏ワザをご紹介していきます。また、熊本県でいい土地を探す裏ワザもご紹介します。
目次
・いい土地を“選ぶ”裏ワザ8選
・こんな土地には注意しよう!(悪い土地の条件)
・熊本県でいい土地を“探す”裏ワザはコレ
・あなたにとっての「いい土地」とは何かを考えよう
いい土地を“選ぶ”裏ワザ8選
いい土地を選ぶポイントには、さまざまな要素があります。
しかし、人によって「いい土地」の基準は異なります。
ここでは、あくまでも一般論として、「いい土地」を選ぶ8つのポイントについてご紹介していきます。
①土地の方角
②土地の形状
③日当たりや風通しの良さ
④交通の便の良さ
⑤街の治安や雰囲気
⑥周囲の環境
⑦地盤の強さ
⑧災害に強いかどうか
①土地の方角
土地の方角を見るだけでも、いい土地かどうかを判断することができます。
例えば、以下のようなポイントに注目してみましょう。
道路が南側に面している土地のポイント
○日当たりが良く、人気が高い。
○将来的に売却する予定がある場合でも、値崩れしにくい傾向にある。
○道路側にリビングなども設置する必要があるため、プライバシーの確保には注意が必要。
道路が北側に面している土地のポイント
○人気のある南面道路の土地よりも、価格が安い傾向にある。
○外部からの視線が庭に入りにくいため、プライバシーを確保しやすい。
○一階の日差しは確保しにくくなる。
路地状敷地(旗竿敷地)の土地のポイント
○道路に面していない分、車による騒音が少ない。
○周囲を建物などで囲まれているため、日当たりや風通しは悪い。
○将来的に売却を行う予定なら、路地状敷地の土地は避けるべき。
②土地の形状は四角形が無駄なく家を建てられる
土地の形状に関してですが、三角形などの土地は、家を建てたときに無駄なスペース(デッドスペース)ができてしまうため、あまりオススメできません。
土地を選ぶときは、できるだけ正方形や長方形の土地がオススメです。
③日当たりや風通しの良さ
日当たりや風通しの良さも、いい土地の条件の1つです。
上記でご紹介した形状や方角のなかでは、「道路が南側に面している土地」が日当たりが良いでしょう。
風通しに関しては、周囲の建物や、家の建て方によっても異なるため、現場で確認したり、建築会社と相談しましょう。
④交通の便の良さ
熊本では車で移動する人が中心だと思いますので、駅に近いかどうかはあまり考えなくても良いでしょう。
徒歩通学が基本となる小学生のお子様がいるご家庭では「学校に近いかどうか」も、重要なポイントになりそうです。
また、主婦にとってはスーパーやショッピングモールなどの施設が近いかどうかもチェックしたほうが良いかもしれません。
ご家庭ごとの生活スタイルに合っている土地を見つけることが重要です。
⑤街の治安や雰囲気
街によって治安の良し悪しや雰囲気があります。
警察や自治体から発表されている犯罪件数を参照したり、実際にその土地がある街を歩いてみて、雰囲気を直に感じてみたりすると良いでしょう。
⑥周囲の環境
静かな土地をお求めの場合は、周りに何もない開けた土地が「いい土地」となるケースもあるでしょう。
そういった場合、周囲にお店などがなく不便なため、土地の価格も安い場合もあります。
⑦地盤の強さ
地盤の強さも、良い土地の条件です。地盤が弱い土地の場合、地震や大雨などで地盤が緩み、液状化現象などが起きる場合があります。
土地ごとの地盤の強さは、インターネットで「○○(住所) 地盤」などで検索すれば、調べることが出来ますのでお試し下さい。
なお、熊本県は田園地帯だった土地が多く、地盤が弱いケースが多くあります。地盤が弱い土地であっても、「地盤改良工事」を行えば、問題なく家を建てることが出来ます。ただし、「地盤改良工事」を行うためには、追加費用が100万円ほどかかります。
⑧災害に強いかどうか
近年、日本で増えているのが台風などによる「水害」です。2019年の台風19号による浸水被害は、記憶に新しいところです。地球温暖化などの影響により、近年は強力な台風が発生しやすい状況にあるため、ハザードマップなどをもとに浸水の恐れがある土地かどうかを、事前に判断しておくと良いでしょう。
「ハザードマップ」とは、一般的に「自然災害による被害の軽減や防災対策に使用する目的で、被災想定区域や避難場所・避難経路などの防災関係施設の位置などを表示した地図」とされています。防災マップ、被害予測図、被害想定図、アボイド(回避)マップ、リスクマップなどと呼ばれているものもあります。
ハザードマップ | 国土地理院(国土交通省)
こんな土地には注意しよう!(悪い土地の条件)
ここからは、注意すべき土地について解説していきます。
土地の間口に電柱がある
土地の間口となる面の真正面に電柱がある場合は要注意です。家を建築するときに電柱が邪魔になる場合があり、そのときは電力会社に移設工事を行ってもらう必要があるためです。
移設工事を行う場合でも、道路掘削許可が必要となり、建築開始までに時間がかかってしまいます。
隣地の建物が越境している
土地によっては、隣地の建物が越境しているケースもあります。境界確認書や地積測量図がそろっていれば、そちらの資料で境界線を確認することができますが、無い場合は現場へ行って境界線の位置と越境の有無をしっかり確認する必要があります。
更地になっていない
前の家が残っている状態で売りに出されている土地もあります。その場合、残っている家の取り壊し費用は、買主側の負担となっているケースもあるので、土地が更地かどうかは必ずチェックするようにしましょう。
価格が安い土地
価格が安い土地=いい土地とは限りません。価格が安い土地というのは、必ず何らかの理由があります。
安い理由を必ず確認して、それに納得がいけば購入するようにしないと、買ったあとで後悔することになってしまうでしょう。
過去に浸水などがあった土地
過去に浸水があった土地は、今後も浸水が発生する可能性があるので要注意です。
抵当権が入っている土地
抵当権が入ったまま売りに出されている土地も稀にあります。抵当権の有無は必ず確認しましょう。
目の前の道路に消火栓が置かれている土地
目の前の道路に消火栓が置かれていると、車庫を作ることができないため要注意です。
熊本県でいい土地を“探す”裏ワザはコレ
この記事ではいい土地の選び方について解説してきましたが、そもそも「いい土地を探すにはどうすればいいの?」とお困りの方も居るかと思います。
いい土地を“探す”裏ワザとしては、以下のような方法があります。
○住みたいエリアを明確にする
○土地購入費用の予算を決めておく
○不動産屋に行く
○インターネットで検索する
○住みたいエリアを自分で探す
○工務店やハウスメーカーへ行く
いい土地を“探す”裏ワザについて詳しくは、以下の記事を参考にしてください。
>>注文住宅を諦めない!熊本県でいい土地を探す裏ワザ・コツや注意点|エーエス・ライジング株式会社
>>新規分譲地?昔からある住宅地?家を建てるならどっち?!|エーエス・ライジング株式会社
>>熊本県内の畑や田んぼに家を建てたい!農地転用の手順や費用|エーエス・ライジング株式会社
また、いい土地を見つけたあとに、「いい家」を立てる方法については以下の記事をご覧ください。
>>メーカー選びの秘訣公開!「建てて良かった!」と思える家づくり|エーエス・ライジング株式会社
>>家(注文住宅)を建てる費用はいくら?平均費用や諸費用の内訳|エーエス・ライジング株式会社
>>注文住宅と建売住宅は何が違う?メリット・デメリットを徹底比較|エーエス・ライジング株式会社
>>和風?洋風モダン?注文住宅の外観デザインの種類やポイント|エーエス・ライジング株式会社
あなたにとっての「いい土地」とは何かを考えよう
この記事では、いい土地の選び方についてのポイントを解説してきました。
しかし、「いい土地」の条件は人それぞれ異なります。たとえば小学生のお子様がいるご家庭なら、「学校に近い土地」や「治安が良い土地」がいい土地になると思います。
このように、その土地が「いい土地」かどうかの条件は、お客様ごとの事情などで変わるというのが大前提にあります。
「エーエス・ライジング」では、お客様にとっての「いい土地」に、「いい家を建てる」お手伝いをさせて頂いています。 「いい土地」に「いい家」を建てたいと思っている方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。