テーブルやベッド、椅子はどう選ぶ?家具選びのポイントを解説

豆知識

2025.09.06

目次

・家具を選ぶための基礎知識
・テーブルの選び方
・椅子の選び方
・ソファの選び方
・ベッドの選び方
・収納家具の選び方
・一人暮らしに最適な家具の選び方
・お部屋のイメージにあった家具を選ぼう

家具を選ぶための基礎知識

はじめに、家具を選ぶための基礎知識についてご紹介していきます。

最初に部屋全体のイメージを膨らまそう

家具を選ぶ前にやっておきたいのが、「どんなお部屋にしたいか」をできるだけ具体的にイメージしておくことです。

たとえば「北欧スタイル」や「アメリカンスタイル」、「アジアンスタイル」など、どういったインテリアを選ぶかによって、選ぶべき家具の種類や形状、色も変わってきます。

そのため、家具選びのはじめに、お部屋のインテリアのイメージをふくらませることはとても大切です。

「色・カラー」について理解を深めよう

続けて、家具選びの際に重要となる色・カラーについての理解を深めていきましょう。

家具を選ぶときの色・カラーは、インテリアとしてのお部屋がオシャレになるかどうかはもちろん、暮らしたときに与える心理的な作用にも影響します。

ここでは、簡単に家具の色・カラー選びの一例をご紹介します。

○初心者の方は「同系色」の家具を選ぶとまとまりやすい。
○「類似色(暖色同士、寒色同士など)」と統一感が生まれる。
○「反対色」で家具を選ぶと個性を出せる。

上記を基本として、ご希望のインテリアに合う色の家具を見つけるのも楽しいと思います。

テーブルの選び方

ここからは、テーブルの基本的な選び方をご紹介していきます。

利用人数でテーブルを選ぶ

どの部屋に置くテーブルかでも変わりますが、例えばダイニングやリビングで使用するテーブルであれば大きめのサイズのテーブルが相応しいですし、窓際などのちょっとしたスペースに設置するのであればカフェに設置してある小さめのテーブルでも良いかもしれません。

スペースや導線でテーブルを選ぶ

テーブルを設置するときは、椅子を引いたりテーブルの周りを人が移動したりすることまで計算に入れて、テーブルの大きさや設置場所を決めると良いでしょう。

ちなみに、人間1人が椅子の後ろを通る場合、椅子と壁との間に40cm程度の隙間が空いていれば大丈夫です。

高さでテーブルを選ぶ

たとえばリビングでソファに座りながら利用するテーブルであれば、座面高(ソファの腰を下ろす部分)+0~5cm程度の高さが使用しやすいとされています。また、地面に直接すわる場合はそれよりも低めのテーブルがオススメですが、ソファと併用したい場合は38cm程度の高さが良いでしょう。

椅子の選び方

ここからは、椅子の基本的な選び方についてご紹介していきます。

座り心地で椅子を選ぶ

1つ目の椅子の選び方として、「座り心地」で選ぶ方法があります。

この場合、同じテーブルに使用する椅子であっても、種類やデザインを統一する必要はありません。あくまでも家族それぞれが「座りやすい」と感じた椅子を購入します。

材質で椅子を選ぶ

続いて材質で椅子を選ぶ方法があります。椅子には木や金属、ガラス、プラスチックなど様々な材質があります。

なお、木製の椅子で統一すれば、色だけでなく材質で統一感を出すこともできます。また、木製の椅子のなかに一個だけ金属製やガラス製の椅子を混ぜておくのも、インテリアのアクセントになるでしょう。

ソファの選び方

ここでは、ソファの基本的な選び方についてご紹介していきます。

座り心地でソファを選ぶ

ソファを選ぶときは、座り心地を最も重視する人も多いのではないでしょうか。ネットのレビューなども参考になりますが、やはり実際にお店に行って座り心地を確認してみるのが良いでしょう。

またその際に、必ず靴を脱いでから座ることをオススメします。靴を脱がないと、シートの高さが実際に使用した時と異なってしまうためです。

また、ソファの座り心地を確認するときは、しばらく座っていても身体が沈まないタイプかどうかも判断しましょう。座っている間に身体が沈んでしまうソファは、疲れる原因となってしまう場合があるためです。

掃除のしやすさでソファを選ぶ

ソファは隙間にゴミが溜まりやすいため、お掃除のしやすさという観点からソファを選ぶこともできます。

たとえば、ソファ全体の汚れを落とす拭き掃除がしやすいタイプなら「革製ソファ」、カバー全体を丸洗いしたいなら「布カバーソファ」など、お手入れのしやすさや方法はソファごとに異なります。ご自身がお手入れしやすいと感じたソファを選ぶと良いでしょう。

ベッドの選び方

ここからは、ベッドの基本的な選び方をご紹介します。

マットレスで選ぶ

ベッドの寝心地はマットレスが決めると言っても過言ではありません。その際、実際にお店で寝心地を確認するだけでなく、通気性についても店員さんやレビューなどを読んで確認しておきましょう。

引越し時の運びやすさで選ぶ

イケアなど一部メーカーのベッドは、組み立てが複雑なため、引っ越し時に受付拒否されてしまう場合もあります。

引っ越しまで考える場合は、「運びやすさ」という観点からもベッドを選んでみてはいかがでしょうか。

収納家具の選び方

ここでは、収納家具の基本的な選び方をご紹介します。

テレビボードは低いものがオススメ

テレビボードはできるだけ低い方が、お部屋が広々と感じられます。また、扉付きのタイプよりも、扉がないオープンタイプのテレビ台のほうが、圧迫感は出にくくなります。

なお、テレビボードを選ぶ際は、背面に配線用の穴があるかどうかや、耐荷重(テレビの重要に耐えられるかどうか)などについても必ず確認しましょう。

キャビネットは腰高くらいのものがオススメ

キャビネットは腰高くらいの高さのものを選ぶと、花瓶やオブジェなどを置くことにより、リビングのインテリアのアクセントにすることができます。

一人暮らしに最適な家具の選び方

一人暮らしを始めるとき、どんな家具を揃えれば良いか悩んでしまいますよね。限られたスペースでも快適でおしゃれな部屋を作るためには、計画的な家具選びがとても重要です。

ここでは、一人暮らしの家具選びで失敗しないための5つのポイントをご紹介します。

1. 部屋のサイズを正確に把握し、レイアウトを考える

まず大切なのは、住む部屋の広さや間取りを正確に把握することです。内見の際にはメジャーを持参し、部屋全体の広さだけでなく、ドアの幅や高さ、窓の位置、コンセントの位置、クローゼットの扉がどのくらい開くかなど、細かい部分まで採寸しておきましょう。

【ポイント】

● 生活動線を確保する
ベッドやソファなどの大きな家具を置いても、人がスムーズに通れる幅(最低60cm程度)が確保できるかを確認しましょう。

● 家具の配置をシミュレーションする
スマートフォンのアプリや方眼紙などを使って、どこに何を置くか事前にシミュレーションしておくと、購入後の失敗を防げます。

2. 必要な家具に優先順位をつける

一人暮らしを始めるにあたって、一度にすべての家具を揃える必要はありません。まずは生活に最低限必要なものから揃え、その後ライフスタイルに合わせて買い足していくのがおすすめです。

【最初に揃えたい家具リスト】

● 寝具
毎日使うベッドや布団は、質の良いものを選びましょう。

● カーテン
防犯やプライバシー保護、遮光・遮熱のために必須のアイテムです。窓のサイズを正確に測ってから購入しましょう。

● 照明器具
備え付けのものがない場合は、部屋の雰囲気に合わせて選びましょう。

● 収納家具
服や小物をしまうための最低限の収納は必要です。

テーブルやソファ、テレビ台などは、暮らしが落ち着いてから、部屋の広さや自分のライフスタイルに本当に必要かを見極めてから選ぶと良いでしょう。

3. 「多機能」と「省スペース」を意識する

一人暮らしの限られた空間を有効活用するためには、「1台で2役以上をこなす多機能家具」や「圧迫感の少ない省スペースな家具」が非常に役立ちます。

【多機能・省スペース家具の例】

● 収納付きベッド
ベッド下のデッドスペースを有効活用でき、収納家具を減らせます。

● 伸長式ダイニングテーブル
普段はコンパクトに使い、友人が来た時には広げて使えます。

● ソファベッド
昼はソファ、夜はベッドとして使え、ワンルームに最適です。

● 背の低い「ロータイプ」の家具
天井までの空間が広くなるため、部屋全体に開放感が生まれます。

4. インテリアのテイストを決めて統一感を出す

部屋をおしゃれに見せるコツは、インテリア全体のテイスト(雰囲気)を統一することです。

【テイストの例】

● ナチュラル
明るい木目調の家具と、白やベージュ、グリーンなどを基調とした温かみのあるスタイル。

● モダン
白・黒・グレーを基調とし、ガラスやスチールなど無機質な素材を取り入れた都会的でシャープなスタイル。

● 北欧風
ナチュラルテイストをベースに、アクセントとして鮮やかな色や柄を取り入れた、シンプルで居心地の良いスタイル。

まずは、好きなインテリアの画像をSNSやインテリア雑誌で集めて、自分の理想の部屋のイメージを固めることから始めてみましょう。家具の色は、ベースカラー(壁や床)、メインカラー(家具)、アクセントカラー(小物)の3色程度に絞ると、まとまりのある空間になります。

5. 長く使える品質とデザインを選ぶ

最初は価格の安さで選んでしまいがचですが、すぐに壊れてしまっては元も子もありません。特にベッドやソファなど、毎日身体に触れるものは、少し予算を上げてでも品質の良いものを選ぶことをお勧めします。

また、デザインも奇抜なものより、シンプルで飽きのこないものを選ぶと、将来的に引っ越しをしたり、好みが変わったりしても長く使い続けることができます。

お部屋のイメージにあった家具を選ぼう

家具選びは、お部屋のインテリアを考えるうえでとても重要な要素となります。そのため、お部屋全体のインテリアのイメージがないと、家具選びもスムーズに進まない可能性があります。

もしも熊本県でお部屋に合う家具をお探しであったり、新築を建てる際に家具についても相談にのってほしい場合は、熊本県の住宅会社「As・Rising」までお問い合わせください。

「As・Rising」では「家の話、しましょう。」をモットーにお家づくりをお手伝いする中で、お家ができた後にご家族と毎日生活を共にする「インテリア」や「家具」もお家の一部として一緒にお家のご提案ができればという思いから、この度《ライジング インテリア ショップ RiS(リズ)》を開店致しました。

「As・Rising」がプロデュースした《RiS》について詳しくは、以下の記事や公式サイトをご覧ください。

>>RiS | 熊本市南区のインテリアショップ

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最後に、As・Risingの「建ててよかった」と心から思える家づくりについて、参考になる記事をご紹介していきます。

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