家具を選ぶための基礎知識
はじめに、家具を選ぶための基礎知識についてご紹介していきます。
最初に部屋全体のイメージを膨らまそう
家具を選ぶ前にやっておきたいのが、「どんなお部屋にしたいか」をできるだけ具体的にイメージしておくことです。
たとえば「北欧スタイル」や「アメリカンスタイル」、「アジアンスタイル」など、どういったインテリアを選ぶかによって、選ぶべき家具の種類や形状、色も変わってきます。
そのため、家具選びのはじめに、お部屋のインテリアのイメージをふくらませることはとても大切です。
「色・カラー」について理解を深めよう
続けて、家具選びの際に重要となる色・カラーについての理解を深めていきましょう。
家具を選ぶときの色・カラーは、インテリアとしてのお部屋がオシャレになるかどうかはもちろん、暮らしたときに与える心理的な作用にも影響します。
ここでは、簡単に家具の色・カラー選びの一例をご紹介します。
○初心者の方は「同系色」の家具を選ぶとまとまりやすい。
○「類似色(暖色同士、寒色同士など)」と統一感が生まれる。
○「反対色」で家具を選ぶと個性を出せる。
上記を基本として、ご希望のインテリアに合う色の家具を見つけるのも楽しいと思います。
テーブルの選び方
ここからは、テーブルの基本的な選び方をご紹介していきます。
利用人数でテーブルを選ぶ
どの部屋に置くテーブルかでも変わりますが、例えばダイニングやリビングで使用するテーブルであれば大きめのサイズのテーブルが相応しいですし、窓際などのちょっとしたスペースに設置するのであればカフェに設置してある小さめのテーブルでも良いかもしれません。
スペースや導線でテーブルを選ぶ
テーブルを設置するときは、椅子を引いたりテーブルの周りを人が移動したりすることまで計算に入れて、テーブルの大きさや設置場所を決めると良いでしょう。
ちなみに、人間1人が椅子の後ろを通る場合、椅子と壁との間に40cm程度の隙間が空いていれば大丈夫です。
高さでテーブルを選ぶ
たとえばリビングでソファに座りながら利用するテーブルであれば、座面高(ソファの腰を下ろす部分)+0~5cm程度の高さが使用しやすいとされています。また、地面に直接すわる場合はそれよりも低めのテーブルがオススメですが、ソファと併用したい場合は38cm程度の高さが良いでしょう。
椅子の選び方
ここからは、椅子の基本的な選び方についてご紹介していきます。
座り心地で椅子を選ぶ
1つ目の椅子の選び方として、「座り心地」で選ぶ方法があります。
この場合、同じテーブルに使用する椅子であっても、種類やデザインを統一する必要はありません。あくまでも家族それぞれが「座りやすい」と感じた椅子を購入します。
材質で椅子を選ぶ
続いて材質で椅子を選ぶ方法があります。椅子には木や金属、ガラス、プラスチックなど様々な材質があります。
なお、木製の椅子で統一すれば、色だけでなく材質で統一感を出すこともできます。また、木製の椅子のなかに一個だけ金属製やガラス製の椅子を混ぜておくのも、インテリアのアクセントになるでしょう。
ソファの選び方
ここでは、ソファの基本的な選び方についてご紹介していきます。
座り心地でソファを選ぶ
ソファを選ぶときは、座り心地を最も重視する人も多いのではないでしょうか。ネットのレビューなども参考になりますが、やはり実際にお店に行って座り心地を確認してみるのが良いでしょう。
またその際に、必ず靴を脱いでから座ることをオススメします。靴を脱がないと、シートの高さが実際に使用した時と異なってしまうためです。
また、ソファの座り心地を確認するときは、しばらく座っていても身体が沈まないタイプかどうかも判断しましょう。座っている間に身体が沈んでしまうソファは、疲れる原因となってしまう場合があるためです。
掃除のしやすさでソファを選ぶ
ソファは隙間にゴミが溜まりやすいため、お掃除のしやすさという観点からソファを選ぶこともできます。
たとえば、ソファ全体の汚れを落とす拭き掃除がしやすいタイプなら「革製ソファ」、カバー全体を丸洗いしたいなら「布カバーソファ」など、お手入れのしやすさや方法はソファごとに異なります。ご自身がお手入れしやすいと感じたソファを選ぶと良いでしょう。
ベッドの選び方
ここからは、ベッドの基本的な選び方をご紹介します。
マットレスで選ぶ
ベッドの寝心地はマットレスが決めると言っても過言ではありません。その際、実際にお店で寝心地を確認するだけでなく、通気性についても店員さんやレビューなどを読んで確認しておきましょう。
引越し時の運びやすさで選ぶ
イケアなど一部メーカーのベッドは、組み立てが複雑なため、引っ越し時に受付拒否されてしまう場合もあります。
引っ越しまで考える場合は、「運びやすさ」という観点からもベッドを選んでみてはいかがでしょうか。
収納家具の選び方
ここでは、収納家具の基本的な選び方をご紹介します。
テレビボードは低いものがオススメ
テレビボードはできるだけ低い方が、お部屋が広々と感じられます。また、扉付きのタイプよりも、扉がないオープンタイプのテレビ台のほうが、圧迫感は出にくくなります。
なお、テレビボードを選ぶ際は、背面に配線用の穴があるかどうかや、耐荷重(テレビの重要に耐えられるかどうか)などについても必ず確認しましょう。
キャビネットは腰高くらいのものがオススメ
キャビネットは腰高くらいの高さのものを選ぶと、花瓶やオブジェなどを置くことにより、リビングのインテリアのアクセントにすることができます。
お部屋のイメージにあった家具を選ぼう
家具選びは、お部屋のインテリアを考えるうえでとても重要な要素となります。そのため、お部屋全体のインテリアのイメージがないと、家具選びもスムーズに進まない可能性があります。
もしも熊本県でお部屋に合う家具をお探しであったり、新築を建てる際に家具についても相談にのってほしい場合は、熊本県の住宅会社「As・Rising」までお問い合わせください。
「As・Rising」では「家の話、しましょう。」をモットーにお家づくりをお手伝いする中で、お家ができた後にご家族と毎日生活を共にする「インテリア」や「家具」もお家の一部として一緒にお家のご提案ができればという思いから、この度《ライジング インテリア ショップ RiS(リズ)》を開店致しました。
「As・Rising」がプロデュースした《RiS》について詳しくは、以下の記事や公式サイトをご覧ください。