見逃してない?モデルハウス見学のチェックポイント10選

豆知識

2020.08.25

モデルハウスとは?

モデルハウスとは、マイホームの購入を検討しているかたが、家を購入して住んでいる状況を体験するために作られた「見本用」の住宅のことを指します。

モデルハウスは主に3種類

「モデルハウス」と一口に言っても、実は主に以下の3種類があります。

①実際のお客様のお宅を借りて行うモデルハウス
②住宅会社でモデルハウスを造り、後で実際に売却するモデルハウス
③総合住宅展示場のモデルハウス

この記事でお話する「モデルハウス見学のチェックポイント」は、上記の①、②のモデルハウスに当てはまります。注意点でもお伝えしますが、総合展示場の家は実際に住む家の仕様とはかけ離れている場合が多く、あまり参考にはならないでしょう。

「注文住宅」のモデルハウスはあくまでも一例

「規格住宅」とは、ハウスメーカーや住宅会社があらかじめ用意している規格にそって建てる家のことです。
それに対し、「注文住宅」はお客様の要望にそって設計して建てる、オーダーメイドの家のことを指します。

たとえば、「注文住宅」で建てたAさんの家をモデルハウスとして見学した場合、リビングや居間の広さはAさんの希望によるものです。

そのため、見学したモデルハウスより「リビングをもっと広くしたい」といったご要望がある時は、ご自身が 「注文住宅」 を建てるときにそういった要望をハウスメーカーに伝えることで、自分好みの家を建てることができるのです。

「注文住宅」のモデルハウスを見学する際は、そのモデルハウスはあくまでも”一つの例”であることを念頭に置いておくと良いでしょう。

モデルハウス見学のチェックポイント10選

ここでは、上記①および②のモデルハウス(総合住宅展示場のモデルハウス以外)を見学する際に気をつけたほうが良いチェックポイント10選を解説していきます。

リビングや各部屋の広さは十分か

モデルハウスを見学する際は、リビングや各部屋の広さが十分であるか確認しましょう。もちろん、家族構成や設置する家具などでも必要な広さは変わってくるので、事前にどんな家具を置くか、家族で具体的に話し合っておくとスムーズです。

実際に生活した場合を想像して動線はスムーズか

生活していく上での動線(移動するコース)には、生活動線や家事動線があります。

モデルハウスを見学する際は、キッチンからリビングへの動線、リビングからトイレへの動線、2階から1階への動線、お風呂への動線など、実際に生活していることを想像しながら、住みやすいかどうか判断することが重要です。

リビングや各部屋の窓の大きさ、日当たり

リビングや寝室、各部屋の窓の大きさや、それにともなう日当たりなどもチェックしたほうが良いでしょう。こちらも、部屋の広さ同様に人によって希望が違うので、家族で事前に話し合っておくことが大切です。

各部屋の収納は十分か

家に収納が十分ないと、物が散らかって片付かない家になってしまいます。モデルハウスを見学するときは、各部屋の収納スペースや、大型収納があるかどうかまでチェックしましょう。

なお、家にとって使いやすい収納については、以下の記事まとめてありますので、あわせてご参照ください。

>>収納率は無意味?収納しやすい部屋ごとの間取りを徹底解説!|エーエス・ライジング株式会社

キッチンの広さや設備、使いやすさ

キッチンの広さも必ずチェックしましょう。キッチンは広ければ良いというものではなく、キッチンの中心に立って2歩以内でコンロ、流し、冷蔵庫、食器入れまで手が届く「コンパクト性」が大切と言われています。

また、見学しているモデルハウスをそのまま購入する場合などは、台所の水栓(蛇口)や、レンジフードなどの台所設備の使い心地もチェックすると良いでしょう。

お風呂(浴槽)の機能やシャワーの水圧

モデルハウスを見学する際、お風呂の機能や広さなどもチェックしておくと良いでしょう。見学しているモデルハウスをそのまま購入するパターンの場合は、シャワーの水圧も忘れずに見ておきましょう。

トイレの広さや機能性

モデルハウスの見学で意外と忘れがちなのが「トイレ」です。トイレが狭くて使いにくくないかや、トイレの機能面もしっかりとチェックしましょう。

コンセントの数

コンセントの数は、実際に住んでみると意外と大切です。特に延長コードを使いたくない場合は、コンセントの位置にあわせて家具を配置したりする必要もあるので、実際に配置する家具などとあわせてコンセントをチェックすると良いでしょう。

ドアの建てつけが悪くないか

ドアの開け閉めも忘れずに行って、建てつけが悪くないかしっかりチェックしましょう。。モデルハウスをそのまま購入する場合は特に大切です。

標準設備とオプション設備

見学中のモデルハウスの設備のうち、どこまでが標準装備で、どこからがオプション設備なのか、担当者にしっかりと確認するようにしましょう。

モデルハウス見学の注意点や持ち物

ここからは、モデルハウス見学の注意点や持ち物について解説していきます。

総合展示場の家はファッション要素が強いので参考にならない

総合展示場のモデルハウスは、見学する分には楽しいかもしれませんが、ファッション的な要素が強く実際に住む家とはかけ離れてしまっている場合がほとんどです。

冒頭でもお伝えしたとおり、

①実際のお客様のお宅を借りて行うモデルハウス
②住宅会社でモデルハウスを造り、後で実際に売却するモデルハウス
③総合住宅展示場のモデルハウス

のうち、実際に住むためのモデルハウスは①と②であることを覚えておきましょう。

事前にどんな家に住みたいか大まかに考えておこう

モデルハウスの見学にいっても、「どんな家に住みたいか」や「どんな部屋が必要か」、「どんな家具を置くか」などがまとまっていないと、中身のない見学になってしまいます。必ず家族みんなで、事前にどんな家に住みたいかを話し合っておきましょう。

モデルハウス見学は家族全員で行こう

モデルハウス見学は、家族全員で行くのが鉄則です。家族全員が住む家なので、家族全員で体験して、意見を出し合いましょう。

モデルハウス見学の持ち物

モデルハウスを見学するときは、以下の持ち物をもっていくと安心です。

○メモ帳
○筆記用具
○メジャー
○カメラ
○脱ぎ履きしやすい靴
○エコバック

「As・Rising」でも見学会を随時開催!

この記事では、モデルハウスをチェックする際のポイントについて解説してきました。

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