ハウスメーカーを選ぶ前に住宅の条件を決めておく
ハウスメーカーを選ぶ前に、「どんな家を建てたいか」をある程度決めておくことが非常に大切です。「どんな家を建てたいか」という構想・条件がハウスメーカーを選ぶ基準に繋がってくるため、この構想・条件が曖昧だと、本当に自分に合ったハウスメーカーを選ぶことができません。
ハウスメーカーを選ぶ前に、以下の項目はできるだけ決めておいたほうがいいでしょう。
○木造住宅か、鉄骨造住宅か、鉄筋コンクリート住宅か?
○どんなデザインの家をイメージしているか?
○家を建てる予算はいくらか?
良質なハウスメーカーを選ぶ5つのポイント
ここからは、いよいよ良質なハウスメーカーを選ぶ5つのポイントについて解説していきます。
①求める工法(木造など)に合っているか
まずはじめに、自分が建てたい家と、ハウスメーカー(住宅会社)が得意な構造・工法がマッチしているかどうか、という点です。
工法には「木造住宅」、「鉄骨造住宅」、「鉄筋コンクリート住宅」の3種類がありますが、ハウスメーカーによって得意な構造・工法や専門としている構造・工法が異なっています。
そのため、自分が建てたい構造・工法が決まっている人は、ウェブサイトや過去の建築実績を確認して、その工法を得意としているハウスメーカーに依頼するべきでしょう。
②求めるデザインに合っているか
続いて、自分が建てたいと思っている家のデザインや間取りが決まっている場合、「注文住宅」を取り扱っているハウスメーカー(住宅会社)に建築を依頼する必要があります。
住宅には「注文住宅」と「規格住宅」の2種類があり、「注文住宅」がお客様の注文を元に家のデザインや間取りを設計するのに対し、「規格住宅」はハウスメーカーが既に用意しているデザインや間取りで家を建てることを指します。
また、「注文住宅」を取り扱っているハウスメーカーでも、「西洋風の家が得意」だとか「和風の家が得意」、「モダンな家が得意」といった具合に得手不得手が分かれます。こちらも、ハウスメーカー(住宅会社)の建築実績などを見て判断するのが良いでしょう。
③予算の範囲内か(家の価格)
家を建てるうえで、予算はとても重要です。こだわって良い家にしようと注文すると、それだけ予算も多くかかってしまいます。ハウスメーカーを選ぶ際は、予定している予算内に収まるかどうかも重要なポイントになってくるでしょう。
また、家の価格について少しでも疑問があれば、ハウスメーカーに確認することも大切です。内訳までしっかりと教えてくれるハウスメーカーであれば、信頼もおけますね。
④保証やアフターフォローなどのサービスは万全か
家は「建てたら終わり」というわけではありません。2000年に施行された「住宅の品質確保の促進等に関する法律」では、家の基礎や柱などの雨漏りに関して、家を建てたハウスメーカー・工務店に対し10年間の保証を定めています。
また、ハウスメーカーによっては20~30年を「初期保証期間」として定めているメーカーもあります。依頼を検討しているハウスメーカーの保証・アフターフォロー体制についても、事前によく調べておくと良いでしょう。
⑤担当者としっかりコミュニケーションが取れるか
ハウスメーカーを選ぶうえで、担当者とのコニュニケーションがしっかりとれるかどうかは、非常に重要なポイントになります。家造りは、通常半年~1年以上かかります。その間、施主(家を建てる人)はさまざまな疑問点や不安が浮かぶと思います。
そういった疑問や不安をハウスメーカーの担当者に連絡して、すぐに返答が返ってくるかどうかという点が、「家を建てる」という一生に一度のプロジェクトを成功させる上で大切なのです。
打ち合わせの段階で「しっかりこちらの話を聞いて対応してくれているか」をチェックしておくと良いでしょう。
ハウスメーカー選びで失敗しないためのコツ
ここからは、ハウスメーカー選びで失敗しないためのコツについて解説していきます。
ネームバリューをあてにしすぎない
大手のハウスメーカー・工務店のなかには、「テレビCMで見た」あるいは「誰もが一度は聞いたことがある」といった有名店も存在しています。ご自身が家を建てようと思った場合、こうした「ネームバリュー」だけでハウスメーカーを選んでしまうのは失敗の元です。
なぜなら、「ネームバリュー」のあるハウスメーカーは広告費を多く投じており、その分を住宅の販売価格に上乗せしているので、割高になる傾向にあるためです。「ネームバリュー」だけで判断するのではなく、「自分が建てたい家」にマッチしているかどうかで選ぶことが重要です。
価格だけでは決めない
予算内に収まることは重要ですが、「安いから」という理由だけでハウスメーカーを選ぶのはやめたほうがいいでしょう。もちろん、安い住宅会社というのは、それなりの努力をして価格を抑えることに成功しています。
そのため、「安い=手抜き」だからやめておけという意味ではなく、予算内に収まっているのであれば、価格よりもその他の部分で「自分が建てたい家」にマッチしているかどうかで判断したほうが、結果的に良い家を建てることができるのではないでしょうか。
「口コミ」もある程度参考にする
ハウスメーカーを選ぶさいは、実際にそのお店で家を建てた方の口コミやレビューを参考にするのもアリです。しかし、中には虚偽の口コミ・レビューも存在するので、それのみで判断するのも危険です。
大切なのは住宅会社との相性や縁
この記事では、ハウスメーカーや住宅会社を選ぶ上でのポイントについてご紹介してきました。
しかし、最終的に言えることは、住宅会社との「相性」や「縁」を大事にしてほしいという点です。先程も少し書きましたが、家造りは半年~1年間という長期に渡ります。そして、多くの人にとっては一生に一度あるかないかという大イベントだと思います。
だからこそ、アレコレ考えたくなる気持ちはわかりますが、家造りは同じ図面、同じ仕様であれば基本的にどのハウスメーカーで建てても大差はありません。であれば、「信頼できる営業や担当者がいる」といった「人」の部分で選んでみてはいかがでしょうか。
熊本で家を建てるなら「As・Rising」にお任せ!
熊本県の住宅会社「As・Rising(エーエス・ライジング)」では、まさにお客様との「縁」を大切に、「建てて良かった!」と思える家づくりを目指して日々励んでいます。
熊本県で「こだわりの注文住宅を建てたい」や「住みやすいお家を建てたい」と思っている方は、ぜひ「As・Rising」まで一度お問い合わせください。