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「収納率」よりも「収納効率」!新築の収納計画を部屋ごとに徹底解説!

目次

・「収納」の意味とは?
・「収納率」はアテにしすぎない!
・家の収納は「間取り」で決まる?!各部屋の収納ポイント
・部屋が片付く収納計画を立てるための4ステップ
・As・Risingの住宅は収納計画とのコラボで効率的な収納を実現!

「収納」の意味とは?

家の「収納」と聞いて、なにを連想しますか?

「すぐ使わない物を詰め込んでおく物置のようなスペース」

上記のように考えているのであれば、それは正しいとは言えません。

家の「収納」とは、必要なものを使うときにすぐ取り出せるように「収めておくスペース」のことを言います。したがって、「収納スペース」に収納されたモノは、ただ入れるのではなく取り出しやすくしておくのが理想です。

家の「収納率」はアテにしすぎない!

家を建てるときによく参照されるのが「収納率」です。しかし、「収納率」が高ければ収納がスムーズにできるという訳ではありません。

ここでは、収納率の意味と収納の関係について解説していきます。

そもそも家の「収納率」とは?

「収納率」とは、一般的には家の床面積に対して、クローゼット・押入れなどの「収納部分」の面積比率のことを言います。しかし、あまり知られていませんが、どの程度まで「収納部分」に含むのかは住宅会社次第のため、実は「収納率」という明確な基準はありません。

また、ロフトや階段の空きスペースを利用した押入れなどを「収納部分」に含める住宅会社もあり、そうした場合はおのずと収納率は高くなっていきます。

「収納率」よりも「収納効率」が重要

収納率を紹介しているサイトなどでは、よく「10~12%の収納率が適正」などと書かれていますが、上記でご紹介したとおり必ずしも「収納率が高い=収納しやすい家」という訳ではありません。

収納率を上げるためのポイントは「大きな収納」になりますが、これは「集中型の収納」と言われ、家の中が散らかりやすい要因にもなっています。対して、オススメなのが「分散型の収納」で、各フロアごとに必要な収納を用意しておいて、+αとしてロフトや押入れなどの大型収納がある形態が、最も散らかりにくく使いやすい収納です。

結論を言うと、床面積に対する収納部分の多さを表した「収納率」よりも、収納の使いやすさを表す「収納効率」のほうが、家の収納を考える上では重要です。

家の収納は「間取り」で決まる?!各部屋の収納ポイント

ここでは収納の観点から、家の間取り図でチェックすべきポイントを解説していきます。

ダイニングの収納は引き出し付きの家具を活用する

ダイニング・リビングは家族全員が集まる場所で、必然的に細々とした多くのモノが集まります。そのため、家の中で一番収納がほしいのがダイニングです。

ダイニングの収納に最適なのは、大型家具を設置することです。家具は引き出し付きのものが理想で、A4用紙が入る棚があるとさらに良いでしょう。高さは80~85cm程度が目安となります。

キッチンはコンパクトに

キッチンで重要なのは「コンパクト性」。宇宙船のコックピットに例えられることもあるキッチンは、コンロ、流し、冷蔵庫、食器入れ等の戸棚の中央に人が立ちます。そして、中央からそれぞれの場所までおよそ2歩以内でたどり着くことができるのが効率的であり、理想のキッチンと言えます。

キッチンの図面を見る場合は、「コンパクトにまとまっているか」をチェックすると良いでしょう。

大型収納があるかチェック

各フロアのクローゼットやウォークインクローゼットとは別に、家全体のモノを入れておく「大型収納」はとても大事です。大型収納にどんなものを入れるかというと、1年に一度くらいしか使わないクリスマスツリーやひな壇の他、子どもが作った作品や使わなくなった家電などなどです。

大型収納がないと、これらのものは各フロアに出しっぱなしにしておかなくてはならず、散らかるきっかけになってしまいます。図面を見る際は、必ず大型収納があることをチェックしましょう。

洗面所は収納スペースがあるか確認

洗面所は1坪(2畳分)程度しかないお家が多いですが、家族分のバスタオル入れや脱衣カゴを設置しようとした場合、1坪では小さい可能性が高いです。1.5坪程度の広さが確保できている洗面所であれば、洗面所が散らからずにキレイに整理整頓しながら使うことができると思います。

玄関に土間収納があるとストレスフリー

玄関に置く荷物でまず考えられるのは、靴や傘だと思います。また、子どもの遊び道具や、アウトドア用品を置きたいという方もいるでしょう。そうした場合、玄関に下駄箱(シューズボックス)しかないと、家の中の収納にそれらの荷物を置くか、小さいものでは玄関に放り出しておくことになってしまいます。

土間収納(シューズクローゼット)とは、玄関に隣接した収納スペースで、アウトドア用品などを置くの最適です。「キャンプに行くときはテントを一度家の中の押し入れから取り出し、帰ってきたらまた家の中の押入れに入れなくてはいけない」といったストレスから開放されます。

また、土間収納さえあれば下駄箱(シューズボックス)は要らないと考える方も居るかも知れませんが、下駄箱がないと靴をかえるときいちいち土間収納に入らないといけないので、ひと手間増えてしまいます。そのため、下駄箱+土間収納が、もっともストレスフリーな玄関収納であると言えます。

部屋が片付く収納計画を立てるための4ステップ

ここからは、部屋が片付く収納計画の立て方についてご紹介していきます。

そもそも収納計画とは?

収納計画とは、自分たち家族のライフスタイルに最適な「収納」を考え、計画することを指します。
ただ単に収納術などのノウハウを実践するのではなく、各ご家庭ごとに合わせた“収納”を“計画”することがとても大切です。

しっかりとした収納計画を立てることで、住まいに暮らしを合わせるのではなく、暮らしに住まい合わせることができます。
その結果として、快適な暮らしを実現することができるでしょう。

ここからは、収納計画を実現するために必要な、4つのステップをご紹介していきます。

①現状の持ち物整理と不要な物の処分

収納計画を行うためには、どの程度の収納があれば収まるのかを知る必要があります。
そのためには、現在の持ち物を整理して、不要なものは処分する工程がとても大切です。

②必要な持ち物をリストアップする

不要物を処分して必要な物だけになったら、リストアップを行いましょう。
例えば、家電や家具などの大きめの荷物から日用品まで、できるだけ細かくリストアップするのがポイントです。

また、収納計画を立てていく上で、使用頻度の高いものとそうでないものに分けて持ち物リストを作成するのがオススメです。

③将来的に必要になるものをリストアップ

現在の持ち物のリストアップが完了したら、今度は将来的に必要になるであろう物をリストアップしていきます。
例えば、子どもが生まれる予定であればベビーカーやオムツなどが考えられますし、引っ越しのあとで買い替える予定の家電や家具などが当てはまります。

将来的に必要になるものも、収納計画を立てる上で大切な要素なので、しっかりリストアップを行っていきましょう。

④収納場所を決める

現在と将来の持ち物リストが完成したら、実際にどこに収納するのかを決定します。
収納場所を決める際は、使う物を使う場所の近くに収納するのがベストです。

また、使用する際の動線まで考えて収納計画を立てられると、ぐっと暮らしやすさがアップします。

As・Risingの住宅は収納計画とのコラボで効率的な収納を実現!

この記事では、住宅における収納の重要性と、各部屋の収納ポイントについてご紹介してきました。

「収納や収納計画の重要性は分かったけど、自分ですべて考えるのは難しそう……」

そう感じた方もご安心ください。

熊本県の住宅会社「As・Rising」では、収納に関する専門企業の「収納計画」とコラボすることによって、効率的な収納を備えた家を建てることができます。

収納に関する専門企業「収納計画」は、「収納」に関するお悩みを1軒ずつ個別に対応し、ずっと先の未来に渡って住みやすい住環境を維持するサポートを行っている企業です。

「As・Rising」と「収納計画」がコラボした家造りは、以下の記事をページください。

>>収納から考える家づくり|エーエス・ライジング株式会社

熊本県で収納しやすく住みやすい住宅を建てたい場合は、ぜひ「As・Rising」までご相談ください!

最後に、As・Risingの「建ててよかった」と心から思える家づくりについて、参考になる記事をご紹介していきます。

As・Risingってどんな会社?

>>As・Risingのお仕事紹介【営業編】営業スタッフの1日に密着!|エーエス・ライジング株式会社

>>As・Risingのお仕事紹介【設計編】設計スタッフの1日に密着!|エーエス・ライジング株式会社

>>As・Risingのお仕事紹介【インテリアコーディネーター編】スタッフの1日に密着!|エーエス・ライジング株式会社

>>As・Risingのお仕事紹介【工務編】工務スタッフの1日に密着!|エーエス・ライジング株式会社

>>As・Risingのお仕事紹介【総務・経理編】総務・経理スタッフの1日に密着!|エーエス・ライジング株式会社

注文住宅の基礎知識

>>家づくりは動機が大事!家を建てる理由を目的別に解説|エーエス・ライジング株式会社

>>注文住宅と建売住宅は何が違う?メリット・デメリットを徹底比較|エーエス・ライジング株式会社

>>和風?洋風モダン?注文住宅の外観デザインの種類やポイント|エーエス・ライジング株式会社

注文住宅の費用・予算

>>家(注文住宅)を建てる費用はいくら?平均費用や諸費用の内訳|エーエス・ライジング株式会社

>>建築総予算の10%?!意外と高い外構工事の種類や価格・費用|エーエス・ライジング株式会社

>>家を建てる無理のない適正予算は?賢いライフプランの立て方|エーエス・ライジング株式会社

As・Risingの家づくり

>>平屋?2階建て?「平屋みたいな2階建て」のメリットを大公開!|エーエス・ライジング株式会社

>>メーカー選びの秘訣公開!「建てて良かった!」と思える家づくり|エーエス・ライジング株式会社

土地の選び方・探し方

>>いい土地の選び方はコレ!住宅会社が8つの裏ワザを大公開|エーエス・ライジング株式会社

>>熊本県内の畑や田んぼに家を建てたい!農地転用の手順や費用|エーエス・ライジング株式会社

>>注文住宅を諦めない!熊本県でいい土地を探す裏ワザ・コツや注意点|エーエス・ライジング株式会社

家を建てるまでの基礎知識

>>家の寿命を決める基礎工事とは?基礎工事の種類や流れを解説|エーエス・ライジング株式会社

>>家づくりの流れを大公開!【前編】ご相談~着工まで|エーエス・ライジング株式会社

>>家づくりの流れを大公開!【後編】着工~完成まで|エーエス・ライジング株式会社

住宅ローンの知識

>>する?しない?住宅ローンのボーナス返済のメリット・デメリット|エーエス・ライジング株式会社

>>変動金利と固定金利はどっちがお得?メリット・デメリットを比較|エーエス・ライジング株式会社

>>【2023年版】住宅ローンは「頭金あり」と「頭金なし」どっちがお得?|エーエス・ライジング株式会社

>>住宅ローンの「借りられる金額」と「返せる金額」の最適バランスを解説!|エーエス・ライジング株式会社

>>変動金利?固定金利?住宅ローン初心者のための基礎知識|エーエス・ライジング株式会社

住宅の性能評価基準

>>【2023年版】ZEH住宅ってなに?ゼッチの定義や種類!メリットや補助金も|エーエス・ライジング株式会社

>>耐震等級3?地震に強い家の条件や構造・性能を解説|エーエス・ライジング株式会社

>>IoTを使ったスマートホームとは?メリットやおすすめデバイス|エーエス・ライジング株式会社

>>【2023年版】ZEH?BELS?長期優良住宅?様々な性能評価基準を解説!|エーエス・ライジング株式会社

いい家を建てるコツ

>>失敗できない!新築注文住宅でベストなコンセントの配置場所と数|エーエス・ライジング株式会社

>>As・Risingで家を建てるときのよくあるご質問(FAQ)|エーエス・ライジング株式会社

>>見逃してない?モデルハウス見学のチェックポイント10選|エーエス・ライジング株式会社

>>木造一軒家のメンテナンスはなにが必要?周期や費用相場の一覧|エーエス・ライジング株式会社

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